木と金属や革、刺繍などの異素材を組み合わせて、動物モチーフのオブジェやアクセサリーを制作しています。馴鹿は「ジュンロク」と読み、トナカイの意味です。 クリスマスが近づくと、そわそわと楽しい気分になる性分ですので、クリスマスにちなんだ作家名にしました。
生き物の生態を基にして作るのも、擬人化して妄想を膨らませて作るのも、どちらも好きです。「着けるだけでなく、飾っても楽しいですよ」というオブジェ+アクセサリー風の物を好んで作ります。それぞれに小さなお話を考えて制作していますが、お好きな物語を妄想しながら見て頂けると幸いです。
小さなカケラからひとつずつ削り出した木の胴体に、金属製の手足を組み合わせた、同じ物はふたつとないイキモノたち。瞳はわずかに盛りあがり、光を受け、こちらを見つめます。
アクセサリーは大きめで個性的ですが、木製なので、見た目ほど重たく無いものも多く、肌の色にも馴染みます。真鍮パーツには製作工程で生じるスジや色むら、曇りなどがありますが、使い込むごとに色合いを増す木の質感と共に、経年変化するイキモノたちを楽しみながら育てていただけると幸いです。
馴鹿 Jun-Roku